九州へ…現実逃避の孤独旅 (part4)





 ご覧のように、車両基地には、たくさんの松浦鉄道の車両があります。
昔、国鉄時代(松浦線)でもここが要衝だったそうです。
 そろそろ時間なので、駅へ戻ることにしました。
改札は行わないので、素通りで入っていっても、誰も文句は言われません。
地元の人も列車には用がないのに、駅を通って、反対側に出て行く人もいました。
 次は、11時24分発の伊万里行きに乗る事にしました。
天井につるしてある広告に、「松浦鉄道15周年」と書いてあるものが…
廃止されず、ずっと続いていってほしいものです。貴重な足ですからね。

まもなく最西端の駅が近づいてきます。
 佐々駅から35分。12時05分、日本最西端の駅である「たびら平戸口駅」に到着しました。

これで、すべての先端を制覇したことになります。

 これが駅舎です。
念願の全方位の端、制覇に大喜びしてしまいました。
駅舎内には、キオスクもありました。
 この石碑を見て思わず、とうとう来たんだ…と実感が湧いてきました。
最北端の稚内、最東端の東根室、最南端の西大山の各駅も書いてありました。
 また、このように貨車や、腕木式信号もあり、懐かしさのある駅でもあります。
つい、嬉しくなって、この喜びを伝えようと、メールで最西端の駅に来た。。。なんて送ったりしてしまいました。誰かに伝えたくて…
 12時を過ぎていますので、昼メシを、と考えていたら、駅前食堂がありました。
入ると、本当に駅前の大衆食堂と言った感じでした。

ここでは、長崎県ということで、ちゃんぽん(500円)を頼みました。さすがに本場の味でおいしかったです。
たくさん野菜も入っているので、ヘルシーですね。
 食べ終わった後は、駅舎の中にある鉄道資料館に行きました。
こぢんまりとした空間ですね。
国鉄松浦線時代の品がたくさんおいてありました。
 次に乗る列車がやってきました。
13時05分発の伊万里行きです。同好の氏は、全くいませんでした。
やはり梅雨時には、同業者はいないのかな…
 たびら平戸口駅を出てしばらくすると、海が見えてきます。
やはり、海が見える路線は最高ですよね。しかし、晴れていたのが急に曇り始めてきました。
 松浦に近づくと大きな発電所が見えてきました。
松浦発電所前という駅がありました。ここの発電所、すごく大きくて圧巻です。しかし、カメラに撮ることに失敗しました。
 列車は松浦駅に着きました。
やはり、気になってしまう駅なので、途中下車しました。
今回の旅の目標は、「男はつらいよ」の車寅次郎氏のように、気の向いた駅でふらりと立ち寄る!というのが、目標ですので…
 こちらが松浦駅を歩道橋から撮影しました。
2面3線の駅となっております。
ちなみに、左側に停まっている列車は、ここ松浦駅始発の列車です。
 駅舎の中は、MR旅行センターとキオスクがありました。
最近新築されたばかりで、きれいでした。
駅の周りは、まだ工事中でした。まだまだ松浦駅の工事は完成していないようです。




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